こごみのその後

先週末にドッグランへのお出かけをして、抗てんかん薬(ゾニサミド)の効果を見るために少し負荷をかけてみました。
その結果、手足の痙攣を起こしその後に手の硬直、冷やして少し良くなるも息を荒げ(バンディング)始めたのでまた冷却して夜12時過ぎに状態は落ち着きました。
しかしその後も小さい震え(揺れ)は起こったままでしたが、翌日にはなんとか正常に戻っていました。
その後も、何かのタイミングで小さい揺れ、身体が左右にユラユラと小さく揺れそして手足の付け根がピクピクと小さく痙攣をしていることがあり、それ以上ひどくなることはなかったのですが、瞼の痙攣も起こることがありました。
そしてこのようなことが起こるときには少し不安になるのか、ダッコをせがんだりすることが多く、そして表情にも不安げな様子が見られました。

これらのことを踏まえて、本日先生に相談へ行ってきました。

以前から先生に、脳の部分については5年以上前に転落したときに検査を行っているのだけれど、頭から下の部分についての検査は行えていないことから問題は首の辺りにありそうですね、ということでその中でも一番疑わしい病気としては「脊髄空洞症」があり得そうなお話を頂いていました。
最近は、MRI検査などが一般的に行われるようになったことも有り、診断が多くされている病気の一つで、チワワなどでも多く症例が出ているそうです。
私もこの病気は知っていたのですが、まさかこごみが、という気持ちで調べることもせずにいたのですが、その一つ一つの症状を見ていると、こごみで起きていることがぴたりと当てはまっていました。
抗てんかん薬を服用してからのこごみの様子を見ていると、震えの治まりは早くなっているのですが、その頻度は減らず、逆に小さな震え、揺れが多くなっているような気がしました。
なので先生に事前に電話をして、「脊髄空洞症」の可能性のお話をお伝えして、今週末に病院に行くことにしました。

先生も、抗てんかん薬は、2〜3週間ほど血中濃度が安定するのには必要なのですが、症状的に細かな震えが起きていることなどを考えると、次のステップを考えた方がいいだろうと言うことで、今後は「脊髄空洞症」を主として治療を考えていきましょうとのことになりました。
本来はステロイドの治療になるのですが、まずは神経系のお薬で様子を見ながらそして現在血中濃度が安定してきている抗てんかん薬(ゾニサミド)の減退期での状態を見ながら判断をしていくことにして、明日からプレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)を食事と服用をすることになりました。
その代わり、抗てんかん薬(ゾニサミド)は休止してその両方の効果を見ていきましょうとのことになりました。
基本、「脊髄空洞症」は特効薬があるわけではなく、症状を緩和する及び空洞の原因となる水を溜まりにくくすることを中心に治療を行うので、今回の薬は神経を治まることを中心として考えられているようです。
先生の患犬さんとこごみの検査を行う予定の病院でのお話で、最近はチワワちゃんで「脊髄空洞症」が多く発症しているようで、丁度こごみと同じ年齢くらいの仔でステロイドなど色々と服用してきたのだけれどなかなか効果が出なかったところ、今回こごみが服用する薬が丁度適合したようで、症状がぴたりと治まったとのお話をしていました。

こごみにもぴたりと治まってくれるといいのですけどね。

そして検査についても、今後は病原を確定する意味でも必要ですか?との問いに先生は、
必ずしも必要ではなく症状を見て薬を服用してそしてまた様子を見ながら薬を代えていく、そしてその時の身体の負担を考えながら統合的に治療していくことも一つの方法です、とのことで、現在、麻酔のリスクの高いこごみには一番の選択ですね。
それに先生のお話を聞いているとまだまだ考えられる方法が沢山ありそうなので、とにかくこごみが治る、それが一番良いことですが、それよりも症状が緩和され楽しい時間を過ごせるようになると信じて、頑張って行きたいと思います。

つくわらこニュース

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