今日(昨日)、こごみの身体に色々な事が起こっていたことを専門の先生に診断をしてもらいに、川口にある「どうぶつの総合病院」へ行ってきました。
こちらは、二次診療と夜間救急に特化した病院で、基本ホームドクターからの紹介しか診察を行わない病院で、各分野の専門的な先生方が診察を行っています。
そして高度検査機関としてのキャミック(Companion Animal Medical Imaging Center)も隣接している病院です。
こちらは、二次診療と夜間救急に特化した病院で、基本ホームドクターからの紹介しか診察を行わない病院で、各分野の専門的な先生方が診察を行っています。
そして高度検査機関としてのキャミック(Companion Animal Medical Imaging Center)も隣接している病院です。
朝10時の予約時間に病院内で待っていると、問診の先生がいらっしゃいました。
大学病院だと研修医の方がいらして色々と聞いてくれるのですが、こちらの病院では普通の先生が聞いてくれて、細かな部分まで時間をかけて聞いてくれます。
特にこごみの場合は短頭種気道閉塞症候群を患っていて麻酔をする上では心配事の一つであることをお伝えすると、詳しいお話をして頂き、大学病院では淡々とした説明に不安な気持ちになるところが、安心してお話をさせて頂きました。
まず私が持ってきたこごみの今までの動画を見て、そして簡単な反射、運動などの検査を行いますとのことで、こごみをお預けしました。
そして30分ほどして診察室へ呼ばれ、担当の先生からの説明を聞きました。
担当の先生は神経科の織間先生で、神経科そしてMRI等の画像診断では有名な先生で、今までの動画とかかりつけの先生からの情報、私たちが記入した問診票を元に説明をしてくれました。
現在の動画を見ると、あまり痛みを感じている発作ではないようでどちらかというと突発性発作(要するに原因がわからない)のようで、そして現在服用している薬、プレガバリンの前の薬、ゾニサミドが丁度2週間で切り替えているので、薬の投薬をゾニサミドにして2週間の服用後に血中濃度を測定して様子をみる方法があります。
ゾニサミドは血中濃度が安定すると効果を発揮するので、今まででは丁度安定する前に切り替えていることから、そしてその切り替え後に発作が安定したことからも、まずはこちらから試してみて、そして画像検査については、発作がいきなり出てきたわけではなく、長い期間に少しずつ経過して起きていることからも緊急性のある発作の可能性はとても低く、そして咽頭についての障害があるため、そのリスクを冒してまでも検査をする必要性はないと思います。
ただし、検査を行うことにより疑いのある病気を排除していくことができ、それによりきちんとした対処ができることからも、そして現在の状況よりも悪くなってから、というよりも現時点での状況および咽頭障害を考える上での気候などからも行うことも良いかと思います、等々と説明をされ(かなり長い時間、説明に割いてくれましたが、忘れています)、昨日までの家族会議?と病院へ来てからの説明などからも、きちんとした検査を行い確実な対症方法を考えることが今後のこごみにとって一番必要なことであり、そして何よりも信頼のおける先生方に見て頂けることから、MRI検査をお願いすることにしました。
実は昨日までは、また後日色々と考えて検査をする方向で考えていたのですが、現状のこごみの体調が悪くなることも考えられるので、検査をするならば今が一番良いと思い、お願いしました。
そしてMRI検査の担当医師からの説明がありました。
検査は、脳、脊髄の2部位で、検査時間は1時間ほど。
その後覚醒に2時間ほどかかりますが、その途中で安定したところで一端お電話などに連絡をします。
麻酔中、そして覚醒中はモニタリングを行い、問題が起こった場合は、直ちに検査は終了して、こごみの安全を第一に考えていきます、等々と説明を頂き、最後には同意書に捺印。
この瞬間が一番嫌ですね。
そして検査が終わるまで、自動車の中で待機していることにしました。
この時間の長いこと、つくし、わらびも一緒に来ていたので、少しあたりをお散歩して、それでも時間が余っていました。
そしてまず検査が終了して、無事覚醒に入っていますとの電話連絡があり、14時くらいにお呼びすることができるので、病院内でお待ちください、との連絡がありました。
ホッとしました。
まずは一つ安心しました。
次は覚醒がきちんと出来る14時まではもう暫くのドキドキです。
そして13時40分過ぎに病院内に入り、待っていることにしました。
14時を過ぎてもなかなか呼ばれず、ちょっとドキドキしながら待っていると、呼ばれました。
診察室へ入ると、先生から説明がありました。
その途中で、こごみを連れてきてくれて、顔を見るとなにやら目をショボショボとしていました。
麻酔の影響とのお話でした。
そしてこごみの神経症状の診断は、
水頭症の問題ではなく、画像に見られる水頭症もチワワなどにある一般的な水頭症は見られる。
転落事故の後遺症ではない。
脊髄空洞症は、一部空洞化している部分は見られるが、こちらは神経症状を起こすほどの影響はない。
とのことで、今までの空説を覆す説明でした。
発作から見える水頭症、脊髄空洞症としては、とても綺麗なものなので、いわゆる突発性発作として症状を抑えていくことが一番の治療になるとのことでした。
画像診断前にも言っていたとおり、ゾニサミドを2週間服用後、血中濃度を計測してその効果を確認。
効果があればゾニサミドを継続して、効果がなければ、他の薬との併用で対症していき症状を抑えて行くことになりました。
そして血糖値も低いこともあるので、そちらも合わせて経過を見ていくようにしてください、とのことでした。
最後に、麻酔時に気道確保のため管を通していて気管を刺激しているので、今日は5時間後以降(20時以降)に、まずはお水を飲ませてむせないようであればいつもよりも少なめの食事をして、そしてもし呼吸がしずらいなどが見られたらかかりつけの先生に対症してもらってください、とのお話を頂きました。
そしてこれら全て説明した内容はかかりつけの先生に電話と文書で連絡をしていただけるようでした。
検査が終わり、ホッとしたと同時に何よりもびっくりしました。
私たちも、病状についてはかなりの覚悟を持っていたのですが、それがまるで該当しないとは。。。
本当にこごみはすごい仔だと感心して、そしてこれからの治療は明るいものだと安心しました。
MRI画像とその画像の入ったCDを頂いたので、そちらをかかりつけの先生にお渡しとこごみの様子を見せに病院へ寄ることにしました。
病院を出る前にホッとしたこともあり、こごみの目の開きにくい情けない写真を撮って笑っていたことが、実はとてもとんでもないことになってしまうとは、この時は思ってもいませんでした。
診察時間前でしたが病院へ着き、先生に画像を渡し、こごみを診てもらいました。
まず、目がしょぼついているのを先生も気になったようで、診てもらいましたが特に問題は無し。
多分検査時に目が乾いたのかな、と言っていましたが、少し気になっている様子でした。
そして多少の手足の震えはあったのですが、それ以上はひどくなることもなく、目のしょぼつきだけだったので、今日は急な発作や呼吸不全などが見られたらすぐに病院へ連れてきてください、とのお話を頂き病院を後にしました。
帰りの車中で、私たちは良かった良かったと、すごく喜びながら、そして疲れたなぁ〜と話しながら、ゆっくりと自宅へ帰りました。
自宅へ着き、お家へ入り、さてと今日はゆっくりして、と思って着替えをして暫くのんびりしていたら、こごみは少し歩き方がおかしく、多分麻酔も完全に覚めていないからだなぁ〜と見ていたら、手足の震えが少しずつひどくなり、あっという間に前足は硬直状態。
その後、息を荒げ始めたので、急遽アイスノンで冷却、そして先生へ連絡。
それ以上にひどくなるようでしたら病院へ来てくださいとのお話を頂き、様子を見ていると少しずつだけど悪化をしている状態。
病院までは20分以上かかるから、容態が悪くなってから行くと最悪の状態も考えられるため、現状よりも悪くならないことを祈りつつ早めに自宅を出ました。
暫く走ると今まであった中では最悪は状況で、手足はひどく硬直して(足は今まで初めて)、息は荒く呼吸がするのが精一杯、そして何よりも身体が熱く、おかあちゃまがこごみの身体を冷やし声をかけながら、私は自動車を飛ばし病院を目指しました。
でもこんな時は道路でのんびりと走る自動車が多く(感じる)、そして夕方時なので渋滞が始まっていて、気持ちが焦るばかり、昔、こごみが転落したときに急いで病院へ向かったことを思い出しました。
あのときもこんな感じで回りの自動車が邪魔で、こんな渋滞でこごみの運命が決まってしまうのかと思いながら運転をしていました。
でもそんな中少しずつ意識を取り戻してきて一命を取り留めたあのときと同じように、今度も絶対こごみは大丈夫と心に言い聞かせながら落ち着いて自動車を進めていきました。
途中でおかあちゃまには珍しく、こごみの様子があまりにもひどく感じたようで、その不安な気持ちが大変伝わってきました。
そんな気持ちを感じながらもなんとか病院へ着き、呼吸を楽にする薬を入れたステロイド注射をしてもらい、落ち着くまで自動車の中で様子を見ることにしました。
でもなかなか落ち着くことができずにいましたが、少しずつでも呼吸が楽になり始め、その後の暫くそのまま自動車で様子を見ていました。
そして注射も効き始め、疲れが勝ってきたのか、少しずつウトウトとし始めたので、先生から今日は絶飲絶食をするとしても身体が熱を持っているため脱水を起こす危険があるので、念のため皮下注射による補液をしておきましょうとのことでして頂き、後は自宅で様子を見ながら容態が変化するようだったら夜間でも構いませんので連絡をくださいとのことで、自宅に帰りました。
その後の容態は、少し良くなったり戻ったりと繰り返しながら、少しずつですが落ち着き始め、手足の痙攣は残っているもののなんとかいびきをかいて寝てくれるようになりました。
このまま落ち着いて朝までぐっすりと寝てくれたらいいのですけどね。
それで朝には体調が戻って欲しいです。
頑張れ、こごみ。
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