ここ何年か先生とも相談しながら様子を見てきたわらびの歯。
もともとあまり歯質はよくなくて、グラグラする歯が増えてきて、そして顎の骨もあまりしっかりしていないので抜くことで余計に顎に負担がかかることもあるので、自然と抜けることを待ち様子を見てきました。
でもなかなか抜けてこないことと、やはり食べたりする上でも大変そうだったことと、一番は異なる病気の併発があったので、歯の専門医に診てもらうことにしました。
最初は先生の知り合いの方を紹介して頂こうと思っていたのですが、なかなか先生の知り合いで私たちの望む、できる限り歯を温存したいということを行ってくれる先生がいらっしゃらないようで、じゃあ、それならば私が思うところの先生で良いと思われるところで診てもらうことにしました。
そして3月初めくらいにある病院へ行くことにしていたのですが、獣医師が全て辞めてしまい休院をしていて再開には4月以降になり、予定はまだわかりませんとのことでした。
(こちらの病院は人間の歯科医が主として診察を行い、施術は獣医が行う病院でした)
とりあえず、暫く待ってみることにしましたが、その間に色々と調べてみると、他にもよさげな病院があったので、そちらの話をかかりつけの先生にしてみると、よいのでは、ということでこちらの病院で診てもらうことにしました。
こちらは普通の動物病院なのですが、歯を専門的に行っているところで、きちんとした歯科用デジタルX線システムが導入されていて術例も沢山あることから、かかりつけの先生も興味を持たれていて、何か良い答えがあればと行くことにしました。
わらびだけの診察の予定だったのですが、こごみも下前歯がグラグラしているので、一緒に診てもらうことにしました。
こちらの病院は小さい病院なのですが、随所にこだわりがあり、特にその診察システム、機器などにはとてもこだわりを持っていました。
そして診察を受けての感想は、とても詳しく説明をしてくれ、質問には詳しく答えてくれるので、とても安心ができました。
レントゲンも基本は麻酔をかけて行う病院が多いのですが、こちらの病院では麻酔のリスクを考え極力回数を少なくすることに重点を置いていて、レントゲン撮影は麻酔なしで行います。
そのためか、待合室で待っていると次から次へと患犬さんが来ていて、病院の人気の高さがうかがえました。
少し長くなるのでここからは続きにします。
診察はまず、触診、視診です。
わらび、こごみ共、触診だけである程度はわかるらしく、わらびの歯の状態はあまり良くないようでした。
基本、チワワでも比較的マズルの長い仔で、噛み合わせの悪い仔はほとんど歯の悪い仔が多いそうで、こごみは特にそのことを指摘されました。
そしてわらびは、歯の構成は出ている部分よりも中に埋まっている部分が小さくて、そして上下の顎のほとんどが溶けている(表現としては色々とありますが)ようでした。
なので骨に刺さっていると言うよりも、歯肉に付いている、という状態のようでした。
等々、色々と説明をしてくれたのですが、確認の意味も含めてレントゲンを撮り説明をして頂くことに。
しばらく待合室でレントゲンが現像されるまで待ち、そしてレントゲン写真を見ながら説明をしてくれました。
まずは、こごみから。
やはり歯の構成は上下顎とのつながりは小さいようで、健康的な歯とは言えないようでした。
でも遺伝的なこともあるので、特に悪い状態ではなく、ただ抜けていない乳歯が多いので、こちらが今後他の歯に影響を及ぼすことがあるので、乳歯は抜いたほうがよいでしょうとのことでした。
ただ、顎の骨が細いので、抜くときに砕けたりしないでしょうか、との質問には専用の圧力をかけないで抜くことができる器具があるので問題はないですとのことで、あと器官の問題があり麻酔との関連性を聞いてみると、こちらは術後に問題になるかもしれないので、十分注意して行いますが、気になるところではあるようでした。
そして、わらび。
わらびはレントゲンを撮る前に先生から説明があったとおり、状態は悪く、顎の骨もかなり溶けている状態でした。
歯のほとんどが、歯肉で押さえているだけで、かろうじて奥歯下にある部分はポケットが見えるのですが、こちらも触るとグラグラする状態で、歯としての機能はしていないとのことでした。
処理法としては、全抜歯ですね、ということで、なんとなく想像していたことですが、実際聞くと、ショックがあります。
そして先生曰く、この状態はケアの問題よりも、遺伝的そして疾患などで起こっていること可能性が高いので、こちらについてはきちんとした検査を行い、その後にどうするかの判断をしていきましょうとのことでした。
先生にケアの問題と言われたことが多少なりとも私たちの救いにはなりました。
そして先生に、この状態で自然に抜けることを待つとした時のリスクを聞いてみると、状態が悪くなることもありそして歯の悪い部分を体に取り込むことにより他疾患の併発もあるので、抜くことがベストではあるけれど、とりあえず、この状態の原因となる他の病気の検査を行ってからにしましょうとのお話になりました。
そして帰り道にかかりつけの先生のところにより、診断のお話をすると、まずは検査を行いましょうとのことで、本日、血液検査およびホルモン検査を行いました。
内容は、腎臓系、糖尿病系、クッシング、上皮小体など歯周病や骨を浸食する疾患の検査を重点に行う予定です。
以前、血液検査をしているので、その際には腎臓系は特に問題はなかったのですが、糖尿系でそれほど気にするほどの数値ではないけれど少し上がっていることがあり、そしてクッシングは多飲多尿がみられることが多いのですが、わらびの場合はそのような症状もないので問題は少なく、そして上皮小体は、副甲状腺亢進症ともいわれ、考えられるのは、カルシウム代謝の破綻があるようです。
かかりつけの先生が今までわらびを見てきた限りでは、特にこのような問題はないだろうけど、きちんとした検査で判断をしてみましょうとのことで、検査結果には1週間ほどかかるので、結果が分かり次第、ご連絡をいただくことになりました。
またこの期間中、かかりつけの先生が気になるところがあれば、歯専門の先生に問い合わせはしますので、教えてくださいとお願いをしておきました。
私たちもその間、再度、全抜歯をするしないのリスクの違いなど、考えをまとめて質問はしてみようと思います。
どちらにせよ、今のわらびの状態よりも良い状態へ進むよう、考えていきたいと思います。
そしてここからはこの病気とは関係のない話なのですが、
何年か前にチワワ関係の方と仲良くさせていただいたことがあったのですが、私の不注意な行動によりお別れをすることになったことがあります。
その時、丁度わらびが膝蓋骨骨折をした時と重なったのですが、その時にとても嫌な思いをしたことがありました。
わらびの状態を事細かに説明していて、他のお友達はとても心配をしていただいたのですが、その方はなぜかわらびの心配をすることなく、私のことを非難していたことがありました。
確かに私はその方には大変失礼なことをしたのかも知れませんが、わらびはわらび、関係のないことだと思っていたのですが、やはり失礼なことをした私と一緒にいるわんこだとしてそのような対応をしていたのだろう思います。
私はそれ以来、というよりそれ以前から変わっていませんが、どのようなことをした人でもわんこには関係なく、亡くなるわんこがいれば悲しいですし、怪我をしたら心配をすることはどのような方でも変わることはありません。
わらびは今まで大きな病気をしたことがなく、今回の歯の病気で、膝蓋骨骨折をした時を思い出してしまいました。
そして、少し前にお友達のひめちゃんが亡くなる少し前にお別れをしたお友達がいましたが、その方はひめちゃんが亡くなることを悲しむよりも楽しんでいたことも思い出しました。
わんこは罪深い人間とは異なり、真剣に今を生きています。
どのような方が一緒にいたとしても、わんこには罪はありません。
と、すみません、最後の最後で脱線しました。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
もともとあまり歯質はよくなくて、グラグラする歯が増えてきて、そして顎の骨もあまりしっかりしていないので抜くことで余計に顎に負担がかかることもあるので、自然と抜けることを待ち様子を見てきました。
でもなかなか抜けてこないことと、やはり食べたりする上でも大変そうだったことと、一番は異なる病気の併発があったので、歯の専門医に診てもらうことにしました。
最初は先生の知り合いの方を紹介して頂こうと思っていたのですが、なかなか先生の知り合いで私たちの望む、できる限り歯を温存したいということを行ってくれる先生がいらっしゃらないようで、じゃあ、それならば私が思うところの先生で良いと思われるところで診てもらうことにしました。
そして3月初めくらいにある病院へ行くことにしていたのですが、獣医師が全て辞めてしまい休院をしていて再開には4月以降になり、予定はまだわかりませんとのことでした。
(こちらの病院は人間の歯科医が主として診察を行い、施術は獣医が行う病院でした)
とりあえず、暫く待ってみることにしましたが、その間に色々と調べてみると、他にもよさげな病院があったので、そちらの話をかかりつけの先生にしてみると、よいのでは、ということでこちらの病院で診てもらうことにしました。
こちらは普通の動物病院なのですが、歯を専門的に行っているところで、きちんとした歯科用デジタルX線システムが導入されていて術例も沢山あることから、かかりつけの先生も興味を持たれていて、何か良い答えがあればと行くことにしました。
わらびだけの診察の予定だったのですが、こごみも下前歯がグラグラしているので、一緒に診てもらうことにしました。
こちらの病院は小さい病院なのですが、随所にこだわりがあり、特にその診察システム、機器などにはとてもこだわりを持っていました。
そして診察を受けての感想は、とても詳しく説明をしてくれ、質問には詳しく答えてくれるので、とても安心ができました。
レントゲンも基本は麻酔をかけて行う病院が多いのですが、こちらの病院では麻酔のリスクを考え極力回数を少なくすることに重点を置いていて、レントゲン撮影は麻酔なしで行います。
そのためか、待合室で待っていると次から次へと患犬さんが来ていて、病院の人気の高さがうかがえました。
少し長くなるのでここからは続きにします。
診察はまず、触診、視診です。
わらび、こごみ共、触診だけである程度はわかるらしく、わらびの歯の状態はあまり良くないようでした。
基本、チワワでも比較的マズルの長い仔で、噛み合わせの悪い仔はほとんど歯の悪い仔が多いそうで、こごみは特にそのことを指摘されました。
そしてわらびは、歯の構成は出ている部分よりも中に埋まっている部分が小さくて、そして上下の顎のほとんどが溶けている(表現としては色々とありますが)ようでした。
なので骨に刺さっていると言うよりも、歯肉に付いている、という状態のようでした。
等々、色々と説明をしてくれたのですが、確認の意味も含めてレントゲンを撮り説明をして頂くことに。
しばらく待合室でレントゲンが現像されるまで待ち、そしてレントゲン写真を見ながら説明をしてくれました。
まずは、こごみから。
やはり歯の構成は上下顎とのつながりは小さいようで、健康的な歯とは言えないようでした。
でも遺伝的なこともあるので、特に悪い状態ではなく、ただ抜けていない乳歯が多いので、こちらが今後他の歯に影響を及ぼすことがあるので、乳歯は抜いたほうがよいでしょうとのことでした。
ただ、顎の骨が細いので、抜くときに砕けたりしないでしょうか、との質問には専用の圧力をかけないで抜くことができる器具があるので問題はないですとのことで、あと器官の問題があり麻酔との関連性を聞いてみると、こちらは術後に問題になるかもしれないので、十分注意して行いますが、気になるところではあるようでした。
そして、わらび。
わらびはレントゲンを撮る前に先生から説明があったとおり、状態は悪く、顎の骨もかなり溶けている状態でした。
歯のほとんどが、歯肉で押さえているだけで、かろうじて奥歯下にある部分はポケットが見えるのですが、こちらも触るとグラグラする状態で、歯としての機能はしていないとのことでした。
処理法としては、全抜歯ですね、ということで、なんとなく想像していたことですが、実際聞くと、ショックがあります。
そして先生曰く、この状態はケアの問題よりも、遺伝的そして疾患などで起こっていること可能性が高いので、こちらについてはきちんとした検査を行い、その後にどうするかの判断をしていきましょうとのことでした。
先生にケアの問題と言われたことが多少なりとも私たちの救いにはなりました。
そして先生に、この状態で自然に抜けることを待つとした時のリスクを聞いてみると、状態が悪くなることもありそして歯の悪い部分を体に取り込むことにより他疾患の併発もあるので、抜くことがベストではあるけれど、とりあえず、この状態の原因となる他の病気の検査を行ってからにしましょうとのお話になりました。
そして帰り道にかかりつけの先生のところにより、診断のお話をすると、まずは検査を行いましょうとのことで、本日、血液検査およびホルモン検査を行いました。
内容は、腎臓系、糖尿病系、クッシング、上皮小体など歯周病や骨を浸食する疾患の検査を重点に行う予定です。
以前、血液検査をしているので、その際には腎臓系は特に問題はなかったのですが、糖尿系でそれほど気にするほどの数値ではないけれど少し上がっていることがあり、そしてクッシングは多飲多尿がみられることが多いのですが、わらびの場合はそのような症状もないので問題は少なく、そして上皮小体は、副甲状腺亢進症ともいわれ、考えられるのは、カルシウム代謝の破綻があるようです。
かかりつけの先生が今までわらびを見てきた限りでは、特にこのような問題はないだろうけど、きちんとした検査で判断をしてみましょうとのことで、検査結果には1週間ほどかかるので、結果が分かり次第、ご連絡をいただくことになりました。
またこの期間中、かかりつけの先生が気になるところがあれば、歯専門の先生に問い合わせはしますので、教えてくださいとお願いをしておきました。
私たちもその間、再度、全抜歯をするしないのリスクの違いなど、考えをまとめて質問はしてみようと思います。
どちらにせよ、今のわらびの状態よりも良い状態へ進むよう、考えていきたいと思います。
そしてここからはこの病気とは関係のない話なのですが、
何年か前にチワワ関係の方と仲良くさせていただいたことがあったのですが、私の不注意な行動によりお別れをすることになったことがあります。
その時、丁度わらびが膝蓋骨骨折をした時と重なったのですが、その時にとても嫌な思いをしたことがありました。
わらびの状態を事細かに説明していて、他のお友達はとても心配をしていただいたのですが、その方はなぜかわらびの心配をすることなく、私のことを非難していたことがありました。
確かに私はその方には大変失礼なことをしたのかも知れませんが、わらびはわらび、関係のないことだと思っていたのですが、やはり失礼なことをした私と一緒にいるわんこだとしてそのような対応をしていたのだろう思います。
私はそれ以来、というよりそれ以前から変わっていませんが、どのようなことをした人でもわんこには関係なく、亡くなるわんこがいれば悲しいですし、怪我をしたら心配をすることはどのような方でも変わることはありません。
わらびは今まで大きな病気をしたことがなく、今回の歯の病気で、膝蓋骨骨折をした時を思い出してしまいました。
そして、少し前にお友達のひめちゃんが亡くなる少し前にお別れをしたお友達がいましたが、その方はひめちゃんが亡くなることを悲しむよりも楽しんでいたことも思い出しました。
わんこは罪深い人間とは異なり、真剣に今を生きています。
どのような方が一緒にいたとしても、わんこには罪はありません。
と、すみません、最後の最後で脱線しました。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
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