わらびの歯

今日はわらびの歯の抜歯手術を行う日。

事前に頂いていた予定に沿って、病院へ10時までの到着を目指します。
自宅を8時に出て予定よりも少し早めに駐車場へ到着。
そこからお散歩を兼ねて病院へ向かいます。

病院へは予定時刻よりも少し早めに到着して、暫く待つと先生から診察室へ呼ばれ、今回の手術の予定と内容の説明をもらいました。
前回までは、後臼歯の左右上下セットの合計4本は残したいとのお話をもらっていたのですが、やはり残すのは難しいよう。
状況を見ながら判断はしますが、術後の問題を考えると全抜歯が最善な選択とのことでした。
食べ物については特に問題はないので大丈夫です、とのことでしたが、やはり多少のショックを受けました。
でもそれが一番の選択肢、ということであれば、これからのわらびにとって一番のことであるのならば、わらびには頑張ってもらうしかありません。
とにかく痛みが少なくて、精神的に弱いわらびが落ち込まないよう、祈る気持ちで先生にお願いして無事終わるまで近所で待っていることにしました。
今回の予定は、預けたその後、術前検査を行い、午前の診察時間後に(大体13時30分)手術を始め、約2時間ほどで終わるのでその後に麻酔から覚醒してからのお迎え、という予定です。

そして近所で待っていようとドッグカフェなど調べていたのですが、開店時間が12時だったり、そして結構辞めてしまったカフェも多く、ましてや今日はとても天気が良くて待っていることが大変なことになりました。
こごみの発作のこともあるので、お留守番を考えたのですが、こごみだけというのも心もとないのと、これからの季節のお出かけも考えて、事前に暑さ対策を万全にして来てみました。
今回わらびの手術を行ってくれる病院は駒沢公園動物病院といい、駒沢公園からとても近い位置にあります。
なので、公園で涼しげな場所を見つけてそこでのんびりしていようと、そしてアイスノンを2個、そして雑誌犬の気持ちにおまけで付いてきたクラータオルを持参をしました。
今日は日差しがあっても、公園の木陰は涼しく、特にこの公園は木陰が森の様になっている場所があるので、そこはとても涼しくて過ごしやすそうだったので、私たちのご飯以外はここで過ごすことにしました。
実際、私たちの昼食でカフェに入ったのですが、室内でクーラーも弱いですが効いているお店だけれど、こごみはもうハアハアして苦しそうにしていて、たぶん私たちが感じる以上に暑さを感じると共にその閉鎖された空間が一番の原因なのではと思いました。
なので、食事をさっさと済ませ、また公園の涼しげな場所に戻り、ひめたんママさん特製のクーラーマットにアイスノンを入れそれで抱きかかえるようにしてあげたら、息も落ち着き、その後は自宅以上にのんびりとくつろいでくれました。
そして少しお散歩して、また暑くなったら戻り、また冷やして、ということで時間がたつのを待ちました。

そして時間も15時になる頃に、病院へ向かう途中のカフェで小休止し、そこで病院からの連絡を待つことにしました。
カフェへ入り暫くすると携帯電話に連絡が入り、無事終わり、麻酔からも覚めつつあるので、16時30分くらいにお迎えに来てくださいとの連絡をいただきました。
その後暫く、わらびがすごくナーバスになっていたらどうしようとか二人で話をしていると16時を過ぎ、そろそろ病院へ迎えに行こうととても居心地のよかったカフェを後にして、病院へ向かいました。

病院で暫く待っていると先生から呼ばれ、診察室に入るとわらびも連れてきてくれました。
術後のわらびの姿は、すごく喜ぶ様子はないけれど少ししっぽを振って反応はしてくれました。
そしてダッコをすると、朝食を抜いただけだけど、とても軽くて、一生懸命頑張ってくれたんだということを感じさせてくれました。
その後に先生から説明を受けました。
全ての歯を抜く予定でしたが、下後臼歯の奥から2番目が顎の骨の薄いこともあり、砕けてしまうこともあるので残し、そしてその他の歯は全て抜きましたが、かなり悪い状態のようでした。
特に下あごは、ほぼ骨が溶けているため、フニャフニャになっていて、ほとんどの歯は、歯肉で付いているような状態のようでした。
そして抜いた歯を渡され、それを見ただけでも大変だったことがうかがえました。
本当に、処置をしてくださった先生とスタッフの方々、そして一番はわらびが本当に頑張ってくれたのだと、ふたりで感謝の気持ちでいっぱいでした。
それと同時に、わらびに対する申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
遺伝とか体質とか先生は言ってくれていましたが、それでも私たちがきちんと対処をしてあげればここまでひどくならなかったのだろうと思いました。
今後の処置として、抗生剤を一週間、そして歯周病を予防するジェルの塗り薬を食後に歯肉にすりこむ、ということがあり、そして抗生剤の切れる頃に再診で抜歯後の確認、穴が埋まらない状態ならば再度切開をして(麻酔なし)穴が埋まるようにするようで、その状況が良ければ何も処置はせずにその後様子を見ていくことになるようです。
その後の様子は、大体半年ごとの通院で、残った歯の状況を見ていくことになるそうです。
今日はまだ術後なので、翌日以降からジェルの塗り薬を行うようにとの話だったので、これ以上悪くならないように頑張ろうね。

そしてお家へ帰ってからのわらびは、私たちの心配をよそに、食欲旺盛な姿を見せてくれ、以前のナーバスになる姿はみじんもありませんでした。
本当に私たちは、この仔たちの予想のできないこの姿に元気をもらい、そして心配を忘れさせてもらっています。
今回、頑張ってくれたわらびに感謝です。
ありがとう、そしてこれからわらびが楽しく、元気に暮らせるように、私たちも頑張るからね。
これからも頑張ろうね。

そして最後に、ご心配をしてくださった皆様へ。
わらびもそして私たちも、沢山の元気をもらいました。
いつも助けていただいております。
ありがとうございました。

つくわらこニュース

ロングコートチワワのつくしとわらびとこごみ、そして一緒に暮らすおとうちゃま、おかあちゃまとの様々な情報新聞。

0コメント

  • 1000 / 1000