こごみの検査

イソバイドの服用回数を増やしての効果を期待して、病院へ行ってきました。
そして、前回持ち忘れた3年前に撮っていただいた頭部CT画像も一緒に持って行きました。

診察は10時からだったのですが、道路が混むことを考え、前回と同じ時間に出かけることしました。
案の定、今日は少し混んでいましたが、余裕の余裕を持って出かけているので、問題はありませんでした。

そして病院も比較的すいていたので、診察時間も30分ほど早めに始まりました。

まずは、研修医の方による問診。
前回とほぼ同等のことを聞かれそれに対して答え、そして今回イソバイドの服用回数を増やしたことによる変化、てんかんの頻度、治まるまでの時間などなどを聞かれました。
そして前回と同様のエコー検査と、今回は血液検査を行うとのことで、1〜2時間、診察室で待っていることにしました。

ここからまた長くなりますので、続きからお願いします。


そして先生から診察室へ呼ばれ、今回の結果を聞きました。
まず、脳圧も下がっていることと、血液検査の結果(カルシウムとリン)も問題はなし。
そして事前に持っていたCT画像との比較では、こちらも比較がエコー画像なので正確ではないけれど、現在とそれほど大きく変わりはない。
この2週間の痙攣の頻度、落ち着くまでの時間、そして間近で痙攣を見ている私たちの話を聞くと、この痙攣はてんかんではないでしょうとのことでした。
前回はてんかんの症状で間違いないでしょうとの診断で、イソバイドの服用回数を増やし、その後の治療として抗てんかん薬やシャント術のお話を聞いていたので、今回の先生の診断には、びっくりしてしまいました。
でも一番心配していたことが原因でないので良かったと安心していると、こごみは緊張がほぐれたのかまたはお腹が空き過ぎてなのか、その場で手足の痙攣が起こり始めました。
実際に診せられるので、そのまま先生に診ていただき、歩く様子などを観察してもらいました。
そしてこのように痙攣が起こっている状態でもこごみは何かほかのこと、食べ物があるとそちらに集中して震えている手足が少し治まることがあることを伝えると、「ご飯を用意しますので、その様子を見させてください。」と言われ、研修生の方が用意したご飯を食べさせたり、そして少しご飯から離して歩かせたりしてその様子を観察していました。
そしてそのことからも、てんかんではないであろうという結論になりました。
基本、てんかんであると、他のことに意識を切り替えることができないので、今回の様に食べ物を用意すると痙攣は治まることはなく、落ち着くこともないそうです。
そしてこごみの場合、熟睡しているときにも痙攣が続いていることがあり、本来、てんかんの場合は、そのようなことは少ないようでした。
なので症状としては、てんかんのようであり、てんかんではない、ということになるようですが、診た感じではてんかんではない、とのことでした。
ただ、先生も何が原因で起こっているのか分からず、結局、原因となるものをひとつひとつ潰していく方法しかないようで、今後はMRIの検査、および症状的には合致はしないのですが門脈シャントによる痙攣、そして、カルシウム、リンの不足による痙攣、などなどを総合的に考慮に入れて、検査を行うことになりました。
3年前に撮ったCT画像からより鮮明なMRI画像を撮り、水頭症の進行具合、脳の損傷度合い、そして脳脊髄液の採取、検査、そして最後に筋電図により筋肉の動きを詳細に検査をするようで、これで原因解明となるすべての検査が行われるようです。
こちらは帰りがけに寄ったかかりつけの先生が言っていたことですが、逆の意味でこれで原因が見つからなければ、原因不明として、行動制限を付けたり、イソバイドの服用、そして抗てんかん薬の服用などによる対症療法を行っていくことになるようです。

なんにしても、これで最後の検査になるので、もうしばらくこごみには頑張ってもらおうと思っています。

最後に、ひめたんママさんに「きっとこったんは生命力の強い仔だから原因は見つからず、きっとなんでもなく対応できるよ」って言われ、私もそんな気がしてならなくて、そしておかあちゃまもこごみの悪い夢を見たそうですが、その後なんでもなく普通に過ごせていたので、きっとこごみは大丈夫、元気に暮らしていけると、感じたようです。
もし悪い病気が見つかったとしても、それはそれできっとこごみはうまく順応してくれて、これから先も元気に過ごせていけると思っています。

だから、こごみ、嫌な検査もこれで終わりだから、もう少しだけ頑張ってね。

つくわらこニュース

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