一昨日(20日)、昨日(21日)と、ご飯はまるで食べられず、ただ薬はどうにか飲ませていました。
そして一昨日(20日)は嘔吐、下痢もなく、ただご飯が食べられないだけでいたので、今日(22日)一日様子を見て夕方にでも病院へ行こうと思っていました。
でも昨日の寝しなの夜中の2時頃にひどい下痢になりましたが、その後はそのままゆっくりと私たちと寝てくれました。
そして私が6時に起きた時も、ずーっとそのまま寝ていてくれたので、大丈夫かと思っていました。
でもその後血便になり、そしてその後も座っていても少しずつ漏れてしまうようで、ところどころを汚してしまいました。
昨日の下痢で今日は朝から病院へ行こうと思っていたので、まず担当の先生がいるかそして朝からいるかどうかを確認すると、
朝から出院だけれど手術が入っているので午後からの診察になるとのことで、とりあえずは担当の先生ではなくても早めに診てもらうために病院に向かうことにしました。
病院へ着くと、つくしは疲れていて、いつものブルブルもなく、この写真以外はずーっと寝ていました。
診察になると今日は女性の先生で、そしてアシスタントはいつもつくしのことを気にかけてくれている先生でした。
そのお陰もあり、担当の先生以外だと淡々と進められてしまうことが多いところを、途中でその先生が色々と気にかけてくれました。
そして今日は腎臓と膵臓の状態をしっかりと見るためにエコー検査、そして血液検査も前回から1ヶ月ほど経つことから今回は腎臓と膵臓、そしてCRP(C反応性タンパク)、体内の炎症を数値的に調べて見ることになりました。
まずはエコー検査。
肝臓、腎臓は思っていたよりも小さく、腎のう胞が見られることから腎不全はかなり進んでいる様で、エコー所見だと腎不全末期とのことでした。
そして胆嚢は少し泥化していて、そして小腸、結腸などはうねりが多く見られ、かなりの痛みがあるのだろうとのことでした。
そして膵臓は、周りが白くなっていて炎症がかなり起きている、とのことでした。
ただ、特に大きな問題となるところは見当たりませんでした。
そして血液検査。
まずBUN、CREは前回よりは下がっているのだけれど、体重を加味すると数値が良くなっているということではなく横ばいで、腎不全は進行しているとのことでした。
BUN 132.6mg/dl -> 128.0mg/dl (7-27)
CRE 3.5mg/dl -> 3.1mg/dl (0.5-1.8)
体重:2,100g(前回2,260g)
LIPAは、前回まで機械計測上限の1,000ulから526ulになっているので、こちらは数値改善かと思いきや、基準値が0-160ulなので、良くはない、とのことでした。
まあ前回から比べると比べ物にならないくらいの差なので、これが少し前までのつくしの好調を示していたのだろうと思いました。
そしてリンが少しずつ上がっているので、5.7mg/dlから7.7mg/dl(1.9-5.0)なので、リン吸着材として服用しているカリナール1の量を倍に増やす様にとのことでした。
点滴もお腹の調子が落ち着くまで、毎日行うようにと言われました。
そして整腸剤もしくはカリナール2のどちらかを服用してくださいと言われたので、カリナール2を服用することにしました。
こちらは以前、動物医療コミュニティでカリナール1と2を同時服用することで腎不全の子達に効果があるとの話を聞き、そして発売元のバイエル薬品(株)のHPでも、リン吸着そして窒素物が低減され、腎臓の健康維持をさらに高めてくれるとの記載があったことから試してみることにしました。
そして今日は、50mlの点滴に胃薬と整腸剤、ビタミンを含み、行ってもらいました。
心臓のこともあり、担当ではないことから少なめの点滴ということでした。
そして血液検査の血液も少し余ったことから、SDMA(対称性ジメチルアルギニン)という腎機能マーカー検査を行っていただくことになりました。
これにより、慢性腎臓病の診断およびステージングが分かり、より確定した治療を行うことが出来るとのことでした。
この検査は外注のため結果はまた後日、とのことでした。
今日は担当の先生以外の方で、そして女性の先生だったので、また違った視線で診てもらえたのでとても参考になりました。
また明日の診察ということで、全ての診察は終わりました。
そして駐車場まで少し歩かせて見ると、来た時は随分と変わり、フラフラしながらもしっかり?と歩いていました。
自宅へ戻る途中の車の中でそわそわし始め、おしっこでもしたいのかと思っていましたが、自宅駐車場に着き暫く抱っこで歩いていると途中で降りたそうにしたので降ろして見ると、同じくフラフラながらもしっかり?と歩いていました。
そして自宅入り口までの通路では小走りまでするほどで、その後もお家へ入ってからはソワソワと何かを探していて、試しにお肉を見せて見るとパクパクと躊躇することなく食べたのでサケおじやを少しあげて見ると、パクパクと美味しそうに食べてくれました。
これにはおかあちゃまと二人でびっくりして、病院に行くまでは下痢をしていて疲れ切っていたのにまるで別犬のような行動に驚きました。
そしてその後も外に行きたがっていたので買い物ついでに出て見ると、同じくフラフラしながらもしっかり?と歩き、途中お休みを入れましたが、丸二日食べずそして朝まで下痢をしていたとは思えない姿にまたびっくりしました。
思うに心臓も落ち着いていて、そして腎性貧血も見られずそして膵臓もある一定のところまでしか悪くはないので、担当の先生も言っていましたが、膵臓が落ち着いて入れば元気でいられる状態なのだろうと思いました。
そしてお腹の痛みや気持ち悪さが取れれば、それだけで今のつくしの状態は安定できるのだろうと思いました。
そしてこれも想像ですが、点滴の量が50mlと少なかったことで点滴後の咳もなく、そして丁度良い量だったのではと感じています。
このことは明日もし担当の先生に診てもらえるのであれば、お伝えしてみようと思います。
さて、そんなつくしさんの「つく散歩」、そして「つくわら散歩」がたくさん撮れました(笑)。
まずは21日の夜。
ご飯は食べれていませんが下痢嘔吐もなく、少し落ち着いていたので、夜の薬の前に気分転換で外に出てみました。
そして今日(22日)の診察後の駐車場までの「つく散歩」。
そして自宅駐車場から自宅までの少しの間の「つく散歩」。
びっくりするくらい、元気が戻りました。
そして最後は、その後の外に出たがっていたので連れ出して見ると、フラフラながらもしっかり?とした足取りの「つくわら散歩」です。
お楽しみください。
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