今日、なぜか犬のしつけ方について考えた。
私が小さい頃の犬のしつけ方は、いけないことは叱るというどちらかというと体罰的なしつけ方が多かった。
今のように褒めるしつけ方は、あまり聞いたことがなかった。
つくしを飼ってからは、褒めるしつけが多かった。
一時期、私おとうちゃまだけは体罰的しつけを行っていたが、つくしにとっては自分から止めるのではなく、怖い痛いからやめるという消極的な感じ方だったのだろう。
甘噛みなどでは、噛まれたら手を奥に入れる、下あごをつかむ、噛み返す、といったことを行ってみたが、逆に手に対する恐怖心を与えてしまい、つくしにとっては私の手は安らぎを感じなかったのだろう。
すぐにそのような考えた方は止めて、褒めるしつけ方に切り替えたが、そのときの思いがあるのか今でもおかあちゃまの手は絶対に噛むことはないが、おとうちゃまの手は簡単に噛まれることがある。
ただ、褒めるしつけ方は時間がかかり、効果がなかなか見えにくい。
特に、してはいけないことを教えるときには時間がかかる。
逆に体罰的しつけは、悪いことにはすぐに効果が出る。
だから誰もが簡単に行うことはできるのだけど、体罰ができる人以外には懐かなくなる
よく公園で見かける、人に吠えるわんこ。
これが好きという愛情表現なら良いのだが、怖いという表現ならば、必ずしつけの上で恐怖を感じたことがあることが多い。
わんこにしたら、記憶のどこかで恐怖があり、その時の事とダブり吠えている。
ましてや人間を恐怖と感じるわんこは、とてもかわいそうだ。
わんこは本当に正直だから、優しい心を持った素直なよい子に育ててあげないと、わんこも飼い主もそして周りの人たちも不幸になってしまう。
本当にしつけ方というのは、大事なことなんだとあらためて実感しました。
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