避妊手術

2009年8月22日(土)

ずーっと悩んできた、つくしの避妊手術。

今が一番良い時期ということで、今度の土曜日にお願いすることにしました。

つくしと暮らし始めた時、いつかはつくしの子をとりたいと考えていましたが、つくしと暮らしていくうちに繁殖は容易なことでないことを感じました。

だからと言って避妊手術をして健康な体にメスを入れることまでは考えることはありませんでした。

でも毎回起こる偽妊娠による喜怒哀楽の激しさ、そして目の病気。

目の病気は進行性網膜委縮症を発症しそのことも原因なのか、その後に目の縁や背中などの皮膚の炎症が起こり始めそしてヒートも不順になり、精神的にも肉体的にもつくしにとってはとても辛いものとなっていました。

先生に見れるも明確な治療方法はなく、ホルモン過多が原因であれば避妊手術により現状より良くなる可能性はあるかもしれない、ということだけでした。

皮膚や目の縁の炎症を起こすたびに、ずーっと以前に避妊手術をしておけばもしかしたらこのような状態にならなかったのかと後悔してきました。

そして今回、以前よりも正常にヒートがきて、そして偽妊娠もそれほどひどくなく終わり目の縁が多少の炎症がある以外は背中の皮膚の炎症は見当たらないことから先生とも相談し、この機会に良い選択になるようお願いすることになりました。

実際に、避妊手術により今までの問題が解決するとは限りませんが、可能性としてはとても高いであろうということで決断しました。

でも、お願いをしたときからおかあちゃまは、

「つくしはひとりで寝れるかな?」

「もしかしてトラウマにならないかな?」

「痛みには耐えられるかな?」

などなど、心配事はつきないようでした。

わらびやこごみのときも、大丈夫だろうかととても心配になりましたが、やはりつくしは長女、それ以上に心悩ませるものが沢山あります。

でも頑張ってもらって、良い方向へ進んでくれることを願っていきたいと思います。


2009年8月29日(土)

昨日の朝、今日の朝と、珍しくつくしに起こされ、そしてつくしは朝からピンクの豚さんを持ってきて遊べ遊べとハイテンション。

11時に病院へと向かうと、珍しく患犬さんが多く、なんだかんだと待っている間で12時過ぎに。

その間、いつものつくしならブルブルと震え、逃げる様子を見せるのだけれど、なぜか今日に限ってとても落ち着いた様子。

こんな単純な一つ一つの積み重ねがとても気になり、少しずつ心配な気持ちが。

でも絶対大丈夫と信じ、先生につくしをお願いして、病院を後にしました。

予定だと14時から手術を行って終わるのは夕方くらい。

その間、ひめたんママさん、まゆさんが気を遣ってくれ、近場のお出かけに誘ってくれました。

そして15時33分におかあちゃまの携帯が鳴り、先生から無事終わったことを伝えられました。

良かった、良かった、良かった~~~~。

これで一安心です。

さあ、明日、朝、迎えに行くよ。

ねえ、つくし。


2009年8月30日(日)

つくしのお迎えに行ってきました。

昨日と同じように今日も病院はとても混んでいてしばらくの間待ちましたが、少し優先をして頂き、先生からの説明をもらいました。

以下先生が言われたことを、思い出すがままに書いてみました。

手術自体は問題なく終わり、摘出した子宮、卵巣ともに問題はありませんでした。

ただ体型以上に内臓脂肪が多く、特に子宮の周りはアコーディオンカーテンのようにびっしりと脂肪がからみついていました。

そして子宮自体も通常よりも背中側に引っ張られるようについていたため、子宮を引っ張り出すまでに時間はかかり、そのからみついた脂肪をはがしていく際に多少の出血があり痛みも感じていたようなので、通常より少し深い麻酔をして麻酔から覚めたときに痛みの記憶を極力なくすようにしました。

手術後、覚醒した後に一度泣いただけで後は人が近寄るとしっぽを振り痛みの記憶の問題もなく、そしてご飯もちゃんと食べてくれました。

夜はカドラーとタオルとフリースを用意したところ、フリースの上でちゃんと寝てくれました。

最後に先生は、子宮まで手を入れるのが大変で子宮を守るように脂肪がからみついていて、そしてこれまで皮膚の異常から黄体ホルモン分泌異常が考えられていて卵巣はそれなりの問題を起こしていると思われていたのですが、摘出した卵巣は思っていた以上に綺麗だったことからも、つくしの体は繁殖に関わる器官を正常に戻そうとする力がとても強く、繁殖にはとても適した体をしているようです、と言われていました。

つくしの母性が強いのも、うなずける気がしました。

そして今まで起こっていた皮膚の異常については、今回の手術で改善はされるはずです。

しかし一時的に毛並みや皮膚の状態が悪くなることもありますが、少しずつ改善されていきますので大丈夫とのことでした。

自宅へ帰ってきてからのつくしは傷口は少し気になるようですが、食欲もあり、私たちがパンを食べていると近寄ってきて催促をするほどで大きな問題はないようでした。

ただ夜になり、傷口が少しずつかゆみをおびてきているせいか、少しずつ気になる頻度が多くなってきているようです。

抜糸までの辛抱なので、つくしには我慢をしてもらって頑張ってもらうこととします。

これでやっと大きな肩の荷がひとつ下りたような気がします。


2009年9月2日(水)

手術から3日たち、化膿止めの薬も今日で終わりです。

昨日までずーっと排便ができずにいたつくし、そのためお腹がぽっこりと膨らんできて、縫い口が攣れてとても痛そう。

そしてご飯を食べたらゴロゴロしているだけで、遊ぶこともせずに大人しくしていました。

縫い口も少し腫れていて、記憶が定かじゃないけど、わらびやこごみの時とは少し異なる様子。

もしかして、つくしはこのまま大人しくなってしまうのかと思っていると、昨日の夕方におかあちゃまがお散歩に連れ出したところ、以前と変わらない元気な姿のつくしに戻ったようです。

排便も最初は黒く、2度3度とするうちに普通の便に戻りました。

駅まで迎えに来てくれて、最初は歩いている姿を見ていて心配になりましたが、以前と変わらないお散歩好きのつくしに戻っていました。

そして今日は、家の中を走り回ったりとか、わらびにかまかけたりとか、いつものつくしに戻りました。

この姿を見られれば、まずは一安心ですね。

あとは抜糸を待つばかりなのですが、すこし縫い口の腫れが気になるところで、少しの間、様子を見てひどいようであれば先生に相談してみようかと思っています。

わらびの時は糸を引っ張り出してしまったことがありましたが、つくしはつくしでワクチン接種でアレルギーを起こしてしまったこともあるので、異物に対する反応には注意しないといけないですからね。

でもとりあえず、ひと安心、できました。


2009年9月13日(日)

つくしの避妊手術の抜糸で病院へ行ってきました。

抜糸は一番下側(後ろ足側)を気にして舐めていたこともあり、一番下の糸を抜くときには違和感があったようで、少しだけ抵抗しました。

それ以外は特に問題なく抜けて、ただ少し攣れていた部分(太りすぎか)が赤くなっていましたが、これは時期に治るということでした。

そして抜糸後は縫い口の攣れることもなくなったこともあり、また体重も少し軽くなったこともあり、ハイテンションなつくしに戻りました。

やっとこれで肩の荷が下りたというか、心配事が一つなくなった気がします。

ただ今後、以前のように皮膚の状態が悪くなることがなく、そして避妊によるホルモンバランスの影響が少なければと思います。


2009年9月21日(月)

つくしの避妊手術の抜糸をして暫くしてから、縫合後の一番上にぽっこりとしたできものが見つかりました。

なんとなく、縫合してある糸のような感じだけれども他の部分よりも目立って出ており、そしてわらびやこごみの時はそんなに目立った覚えがなかったので、先生に診てもらいました。

先生に診せると、腹膜、皮内組織を縫合している糸で、つくしが手術後に少し痩せてきて周りの脂肪も少しずつなくなってきて目立ってきたようです。

そして吸収される糸が落ち着いてくると、次第に目立たなくなってくる、とのことでした。

ただつくしは、ワクチンでアレルギーを起こしていることから体に吸収される際のアレルギーも考えられるので、現在あるできものが変わらなかったりまたは別のできものが出来てきた場合には、また再度診せに行くことになりました。

本人犬はとても元気で見た感じもスリムになり、そのためか2~3歳頃のつくしに戻ったようでとても元気なのですけどね。

今後治まってくれることを期待したいと思います。

そして10月24日現在では、縫合後のできものも治まり、そして皮膚の疾患についても問題はないようです。

今後も問題なく、過ごせていければと思います。

つくわらこニュース

ロングコートチワワのつくしとわらびとこごみ、そして一緒に暮らすおとうちゃま、おかあちゃまとの様々な情報新聞。

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