進行性網膜萎縮症(PRA)

2007年7月23日(月)

お散歩から帰ってくると、目がショボショボになっていて少ししたら目を開けていることもできなくなったので、かかりつけの病院へ。

診てもらうと目に少しだけ傷が入っているようで、痛みから目を開けることも出来なくなっているとのことで、目薬をもらい、三日後に経過を診せに行くことになりました。

2007年7月25日(水)

今度は足を怪我しました。

お散歩から帰ってくるとかかとのあたりから血を出していて、見てみるとポコッと穴が開いているようでした。

病院へ診せに行くとイボかタコが取れたのかなぁ~と言われ、薬をつけ、包帯をすることに。

一昨日といい、痛々しい姿になってしまいました。

お家へ帰りご飯を食べ暫くすると、頭を振りよだれが出てきてそれがひどくなり泡を吹いているようになり、そして元気もなくなっていたので、急遽病院へ行き再度診てもらうことに。

エリザベスカラーと包帯にストレスを感じたのかも、と言うことで両方とも外して様子を見ることに。

とりあえず足には薬を塗っているので、靴下を履かせて様子を見ることに。

その後は泡を吹いたりすることもなく、落ち着いてきたようです。


2007年7月28日(土)

経過を診せに病院へ。

赤目はなくならないけど、目のショボショボはすっかりなくなりました。

とりあえず、赤目がなくなるまで根気よく目薬を続けていくことになりました。

しかし、お友達のところでも同じように目の怪我をしたお話を聞いてもつくしのような症状ではなく、傷以外のなにかがあるのかもと、以前わらびの足で緊急で見てもらった獣医さんへ行ってみることに。

先生に今まで経緯を話し診察をしてもらうと、右目が左目に比べると悪いようで、特に目の奥の部分にちょっとしたもやもやがあるのでその部分についてしっかりと検査をして治療をすることを薦められ、今一番良いと言われている眼科専門の先生を紹介していただきました。

とにかく目についてはちょとしたことで失明することもあるので、早期に問題解決をすることを第一に薦められました。

そして足の怪我については、原因がわかないけど簡単に診察した結果、異物などは特に見当たらないので、とりあえずこのまま抗生物質を服用し治癒すれば良いが、もし治癒しなかった場合は異物が残っている場合があるので、その場合は切開をして原因となる異物を探し取り除く必要があるようでした。

簡単な診察で異物を探してもらっているときに怪我をした部分は、膿を持っていてとても痛そうでした。

今回、つくしの眼の怪我そして足の怪我で、色々な可能性を見て診察をしてくれる先生はとても大切なのだと実感しました。

とりあえず明日眼科専門の病院へ電話をして診察の予約を入れないと。


2007年7月29日(日)

眼科専門病院へ電話で診察の予約を入れました。

予約を取るには、約1ヶ月あとになってしまうので、8月の末なら予約を取れますと言われたのですが、現在のつくしの目の経過を話すと、それならば緊急枠でお取することも可能とのとこで、ただし治療時間は他の予約患者さんの間間で行うので、3時間から4時間は最低でもかかってしまうようでした。

しかし早期に検査をしてもらうことがいいでしょうとのことで、今度の水曜日に予約を入れていただきました。

検査の結果、特に大きな問題がなければいいのですけど。


2007年8月1日(水)

眼科専門病院へ行って来ました。

診察の合間の空いている時間で見てもらうため、まずは診察カードの作成。

つくしの現在の状況を記載します。

その後暫く待っていると先生に呼ばれ、今回の診察のないよう説明から。

説明を受け、まずは眼圧を測りそして夜目の検査で暗いところを歩行してみます。

障害物を置き、暗いところでその障害物を越えて私達の元へ問題なくこれるかどうか。

つくしは暗い中だと躊躇して動くことができませんでした。

同じ環境で明かりをつけると難なく私達のほうへ来ることができました。

そしてその後、網膜の状態を検査するため、瞳孔を開く目薬をして待合室で待つことに。

ドキドキしながら先ほどの暗いところで動けなかったことを心配しながらも待っていると、先生に呼ばれました。

今度は網膜の状態を検査し、写真を何枚か撮影し、その後その写真を基に先生からの説明を。

結果は、

網膜変性による進行性網膜萎縮(PRA)

網膜が変性していき萎縮して失明をしていき、現在の医学では治療法がない病気。

つくしの場合は、網膜に出血後がありそれに伴い白目の部分が赤くなっているようで、そして目をシバシバしているのは目が痛くて開けていられない上体とのことでした。

ただつくしの網膜の状態は本当に初期の段階で、通常の飼い主さんであれば、目が見えなくなってから連れてこられる方が多いそうで、つくしはまだ夜目の20~30%くらい見えなくなった段階で、これならば進行を止めたり完治することはないけれど、進行を遅くすることはできるので、今後は進行状態を見つつ、治療法を決定していきましょうとのことでした。

先生からの診断結果に、私もそしておかあちゃまは特にショックを受けたようで、暫く待合室で呆然としていました。

でも、しっかりとした看護師さんの詳しい説明、そして暖かい助言もあり、なんとか平静を保つことはできました。

そして今後の予定としてサプリメントにより治療になり、2週間後、進行具合と頂くサプリメントの服用状況を報告しに再院する予定となりました。

そしてわらびも目については小さい頃から赤目になりやすいことから、つくしの経過診断と同時に詳細な検査をしていただこうとお願いしました。

目に傷がついただけとの診断が、実はこんな大きな病気だったなんて。

早くに気づいたからまだ良かったのかも知れませんが、悲しくて悲しくて仕方ありません。


2007年8月17日(金)

つくしの再診とわらびの検査に行って来ました。

わらびは視神経の形が少し変わっているそうですが、問題はないとのことでした。

ただし、5歳を過ぎてからの発症もあるので、1年経過後に再検査をしてすることに。

そしてつくしの眼について。

経過はとても良くて、網膜の出血跡も小さな血豆程度になり、普通の診断ではわからないほどになっているようです。

また最近、眼をシバシバすることもなく、そして夜のお散歩でも問題なく歩いていることを伝えると、

もし今後、そのようなことが起こったらすぐに連絡をしてくださいと言われ、とにかく注意をして観察するようにと言われました。

そして疑問な点をいくつか聞き、最後に病気の進行について聞きました。

進行の度合いは予想は出来なくて、早い場合もあり、そして将来失明せずにすむ場合もあるので、これから定期的な検査で進行状態を検査して行き、目の状態には十分注意して、シバシバしたり充血などが起こったらすぐに連絡を頂き対処をしていきましょう。

そしていつ失明するかではなく、生涯にわたって失明をしないよう、頑張っていくことが大切ですと言われました。


2007年9月14日(金)

つくしの目もだいぶ落ち着いてきたかと思っていたら、夜になり少し右目をショボショボしていたので見てみると、白目が充血していて違和感を感じているようでした。

前回ほど目が開かなくなるほどひどくはないけれど、明日様子を見て眼科専門の先生へ連絡をしてみることに。


2007年9月15日(土)

昨日よりも目のショボショボはなくなったのですが、白目の充血は変わらなかったので眼科専門の先生へ電話をしようと思っていたら、つくしがやけに足を気にしていたので見てみると、かかとの肉球にぽっこりと穴が開いていて血が出ていました。

そのことも一緒に眼科専門の先生に相談すると、かかりつけの病院でとりあえず足の処置をしてもらい、そして目についてもかかりつけの先生に診てもらいながら対応しましょうとのことでかかりつけの病院へ行きました。

まず足のことは、ぽっこりと開いている傷口は組織が欠損していているが異物が入っているは確認できないので、今回の局所麻酔ではなく全身麻酔により切開をして調べる必要がある。

とりあえずは応急処置をして今後ひどくなるようだったら、眼科専門の先生とも相談しながら対応しましょうとのことでした。

そして目についてはかなり充血もしているので、眼科専門の先生に診てもらったほうがいいとのことで、目の状態の写真を撮り、その写真はそのまま眼科専門の先生に送っておくのですぐに向かってくださいと言われました。

道路は混んでいましたが、なんとか12時過ぎには眼科専門病院に着き、患者さんの合間に診察をしてもらいました。

一通りの検査を行い、その結果は、

出血からくる充血ではなく、そして緑内障なども行っていないため、充血の確かな原因はわからない。

とりあえず経過を見たいので、目薬を挿さずに様子を見て2~3日経っても変わらなかったり、ひどくなることがあれば、連休明けにでも対処していくことになりました。

発症から2ヶ月が経過して、少し落ち着いてきたと思っていましたが、少しずつでも病気は進行しているのだと実感しました。


2007年10月7日(日)

朝、目のシバシバと充血がひどくなり、かかりつけの先生に電話をしてみると、一度血液検査を行ってみましょうとのことで病院へ行きました。


2007年10月9日(火)

検査の結果は、免疫関連の数値も問題なく、検査からは目の原因や足の怪我の原因はわかりませんでした。

この結果は、眼科専門の先生に送り、検査結果で必要な治療および検査があれば早急にご連絡しますとのことでした。

発症してから1ヶ月に一度のペースで充血などが起こり、つくしも充血に伴い痛みもあるのかじっとしていることが多く、せめて痛みだけでも取れてくれたらと思います。


2007年10月12日(金)

少し目の充血もなくなってきたと思っていたら、また白目が充血しました。

夜には少し治まってきたのですが、ピンクがかった充血が残っていました。

ここ最近、充血が多くなっているけど、以前よりも進行が早まっているのかな。

単にのぼせて起こっているだけならいいのだけれど。


2007年11月9日(金)

今日はつくしの眼の定期検診の日でした。

病院に着き、一通りの検査を終え、結果を聞くと、

出血も起こっていなくて、とても良い状態、とのことでした。

そしてちょこちょこと起こっていた充血について、

まず興奮したりしている時に起こり、たとえばお散歩の後とか食事の後に起こると思われ、その起こる要素として、最初に網膜変性を起こしたときに網膜の血管が死滅し、そのために眼の表面に新生血管ができ、そして興奮したときなどのそこに血液が集中し充血しているので、それは正常なことで心配はいらないとのこと。

ただし、その充血が起きている状態が長く続くのであれば(通常は興奮が収まる1~2時間程度で引く)、すぐに連絡を頂いて対処を検討しましょうとのことでした。

そして今回、正確にきていたつくしのヒートがこないことについて聞いてみると、サプリメントやこの病気が影響することは無いと思うが、このことも注意して見ていくようにしましょうと言われました。

でもなによりも、以前からそれほど進行していないようで、そしてたまにおかあちゃまが行っている夜目での歩行検査もそれほど問題がなく、ちょっとホッとしました。

今後は、3ヶ月後にまた同じように様子をみて経過が良ければ、定期検診の間隔を広げていくことになりました。

先生にはこのことについて詳しく聞きませんでしたが、やっぱりこの病気は完治方法がなく、問題が起こったときに即座に原因追及ができる環境があれば定期的な検査の必要性はないようですね。

改めて、この病気は完治することがないと認識させられました。


2007年11月23日(金)

私達が出先から帰ってくると、つくしが目から涙を沢山出していたので拭いてみると、右目の目頭から鼻のほうへ向かって血が出て切れていました。

もしかすると、わらびと喧嘩をして怪我したのかと思い、眼球を見てみると傷は特に見えなかったけど、その傷が痛々しかったので、かかりつけの先生のところへ。

眼球の傷は見当たらず、そして目のふちの怪我は自分の手でこすったりして出来たものにしては深いので多分ふたりでふざけていたときにつけたと思われるので、塗り薬で様子を見ることになりました。


2007年12月23日(日)

傷も深かったせいか、なかなか治らずにいたら、今度は左目の右目と同じ位置に傷のようなあとがありそこから出血をしていました。

かかりつけの先生に診せに行くと、両目とも同じように症状が出ているので、アレルギーの可能性もあるので、一度検査をして見たほうが良いとのことで、後日検査をしてもらうことに。


2008年1月19日(土)

今日はつくしのアレルギー検査の日。

そしてついでと言ってはなんですが、わらび&こごみの避妊検査のための血液検査も。。。

つくしのアレルギー検査の結果は、10日ほどかかるので、今日は結果がわかりませんでした。

ただ、通常の5倍近くの血液を採らなければいけないので、先生にお預けして、時間を分けて採ってもらうことに。

初めて病院にひとりっきりになったつくし、どんな思いで待っていたのでしょう。

でも、ちゃんと検査をしておけば、これから色々なことの参考になるので、頑張ってもらいました。

あとは、つくしの好きな食材でアレルギー反応が出ていないことを祈るばかりです。

2008年2月8日(金)

つくしのアレルギーの結果シートをもらいに病院へ行きました。

事前に先生からメールでその内容を頂いていたのですが、結果は、

36種のアレルギー検査項目、全て正常値でした。

それも先生に褒められるほど良い数値だったようです。

とりあえずこれでつくしの目のふちの出血そして足の怪我はアレルギーから、ということではなくなり、ますます原因がわからなくなりました。


2008年2月15日(金)

今日はつくしの目の定期検診日。

診察をしてもらい先生からは、

「発症当初から比べると、特に変性を起こしていたり出血をしていたりということは無く、とても良い状態です。ただし網膜の一部が薄くなっている部分は相変わらずそのままです。」

とのことで、とても経過は良いようです。

とりあえずサプリを続け、また3ヶ月後に経過を診せに来ることに。

ここ最近、つくしの目のことを忘れてしまうくらい経過がとても良く、あと時のことはなんだったんだろう、と思うくらいつくしの病状はとても良いです。

このままの状態がずーっと続いてくれればいいのにね。


2008年5月2日(金)

目の辺りも最近は落ち着いてきていたのですが、出血をし始めました。

掻いてしまい傷つけてしまったのかわかりませんが、眼の縁の一部から少し血がにじんでいました。

そして少しずつ眼の充血も始まってきていて、黄色い眼やにも多くなり、涙も多くなってきています。

目の病気が進行しているのか、またはなにかしらの物質にアレルギー反応を起こしているのかわかりませんが、もう一度先生に聞いてみようと思います。

またつくしの目の病気の定期検診も今月あるので、今回の症状なども先生に伝えてみようと思います。

なにもなければいいのですけどね。


2008年5月17日(土)

今日はつくしの目の定期検診日。

3か月前に見てもらった時には、進行もしていなくてとても良い状態でした。

今回は充血を起こしたりしていたので、少し心配でしたが、 進行もしておらずとても良い状態、でした。

目の周りの出血などは、アレルギーもなく目の状態も良いことから外部からのなにかの刺激で反応しているのだろうということでした。

目の充血についても、充血度合いがひどく、2~3日続かなければ問題はないようです。

とりあえずは、進行もしておらず目の状態も安定しているようで、ひと安心しました。


2008年8月9日(土)

今日はつくしの目の定期健診日で、わらび、こごみともに目の検査をしてもらいました。

つくしの目の網膜変性の進行はしておらず、とてもよい状態とのことでした。

ただし、水晶体後部のゼリー状の部分が少し変化しているようで、ただこれは加齢によるところがあるので特に問題にはならない、とのことでした。

一応、変性が起こりやすい、2歳から6歳という時期を過ぎてきたので、これからは半年の検診で様子を見ていくことになりました。


2009年2月7日(土)

今日はつくしとこごみの検診日。

つくしを診てもらうと、網膜の状態も良いようで皮膚の状態も良く、それ以外の問題も特になく、とても良い状態です、とのことでした。

私たちが日常見ていても、以前のように夕暮れ時の散歩は歩みが遅くなったりとか、白眼を充血するようなこととか、眼ヤニや涙が多いということもなく、本当に目の病気をしているのか、それも進行性のもので将来は目が見えなくなる可能性もあることすらも忘れてしまうほど病状が安定しています。

このまま将来ずーっと変わらずにいてくれて欲しいです。

次回は6ヶ月後で、わらびも1年経つので、一緒に検査を行ってもらうようになりました。

次回も問題なく、そしてこれからもずーっとこのまま問題なく過ごしてくれるといいですね。

つくわらこニュース

ロングコートチワワのつくしとわらびとこごみ、そして一緒に暮らすおとうちゃま、おかあちゃまとの様々な情報新聞。

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